ロシアの卵かけ幼女(下痢気味)

ブーン系とか、小説とか、いっぱい書きたいです。

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( ^ω^)ブーンに限らず復讐するようです プロローグ(レス有)

2010-03-21
かぎふく
この記事は( ^ω^)ブーンに限らず復讐するようですプロローグ
読者のレスなど、本編に関係のないレスを付記した記事です。
読者を不快にさせるレスが含まれる場合もあるので、閲覧の際はご注意ください。
3 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:14:53.40 ID:qeyJIutV0
プロローグ

その世界は、枯れ果てていた。


天は曇雲に、地は赤褐に、水は毒に、大気は汚染によって歪に染められている。

時折、熱を持った風が吹き荒び、地面にある汚れた砂を剥がしていく。

生命が生きていける要因など、ただの一つも残っていない。


そんな光景が地平線の向こうまで続いている世界。

環境汚染を止められず、更には『白い災厄』を受け、生命の大半を失った結果だ。

様々な生物は、今やほとんどこの星から姿を消している。


しかし今も生きる命が、ほんの少しだがそこに存在した。

6 名前: ◆BYUt189CYA [>>5 訂正] 投稿日:2010/03/07(日) 20:18:46.92 ID:qeyJIutV0
「――っ……ぁ……」

崩れた地殻が作り出した大地の影。
そこに隠れるようにして、一組の男女がいた。
両者とも汚染から身を守るためのローブを羽織っており、表情は解らない。

岩肌に身を預けているのは女。
それを、苦痛の息を吐きながら見ているのは男だ。

「ハインリッヒ……!」

「―――――」

返事はない。
当然だった。
彼女の生命活動は既に終わりを告げている。

つい先ほど、それを男は目の当たりにしたはずだった。

「ハイン……リ、ッヒ……」

しかしそれでも名前を呼ぶ。
呼ぶが、答えはない。
女は死んでいる。

その事実を理解出来ないのか、男はそれでも名前を呼び続ける。

「―――――」

反応は、ない。

7 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:21:13.95 ID:qeyJIutV0
「…………」

やがて男の声も消えた。
しばらくの間、汚染された風の音だけが響き渡る。


「――ぅ」


「ぁ、ぁ――あ――」


「――ぅあ……あぁ……ぁぁぁぁ……!」


彼女は、死んだ。

何故。
どうして。

わざわざ自問しなくても、男には解っている。


「あぁぁぁぁ……!!」


殺されたのだ。
汚染大気による病気でも、事故による怪我でも、自然に生きた先にある老衰でもない。

彼女は、その命を、他者によって理不尽に奪われたのだ。

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:21:42.33 ID:iyGyGJ/70
酉でググッたら・・・
本物?

9 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:23:25.48 ID:qeyJIutV0
「…………」

思うように声が出ない。
この空気の中、無用心に叫び続けたため、喉が壊れてしまっていた。
それ以前に、別の原因で舌が麻痺しているのだが。

麻痺程度で済んだのは、ハインリッヒのおかげだった。
彼女の咄嗟の判断のおかげで、自分はこうして生き永らえているのだ。

「……ど、……ぅして……っ」

どうして、自分だけが生き残った。

死ぬべきは彼女ではなかった。
個人の持つ能力や他者への影響が重さとなるなら、総合して軽いのは自分の方だ。
だから、本来ならここで死ぬべきは自分だったのだ。


それが、どうして無様に生きている?




11 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:25:10.05 ID:qeyJIutV0
「――――」


痛い。


「――ぅ……」


頭が痛い。

心が痛い。

感情が痛い。

何もかもが悲鳴をあげている。



「……ぁ……あぁぁぁぁ……っ!」



この沸々と煮えたぎるドス黒い感情を、どうすれば良いのか。

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:27:13.95 ID:7jDY4tQjO
btcmの人……だと……!?

14 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:27:51.64 ID:qeyJIutV0
「――――ゅうだ……」


彼女の無念を。

残された者の悲しみを。


「……――復讐だ」


晴らすのだ。

どう晴らすのか。
簡単な話だ。

殺した奴を、殺し返せば良い。
その罪を思い出させ、残された者へ心から謝罪させ、その上で命を断てば良い。
それで全て晴れるというのであれば、自分はどんなことでもしてみせよう。



「復讐を――……!!」



男にとっての生きる意味が生まれ、そして確定する。

それは、一人の鬼が生まれた瞬間でもあった。


15 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:30:38.91 ID:qeyJIutV0


「――合格だ」


男の重い声が、その部屋に響き渡った。
  _
(;゚∀゚)「……え?」

(´・ω・`)「先の試験で発揮した身体能力、そしてその後に詳細まで計測した結果。
      どれも『兵騎』として申し分ない能力だ。 これでは文句のつけようもない。
      おめでとう、と言わせてもらおうか」
  _
(;゚∀゚)「え、えっと……どうも……?」

二人の人間が向かい合っている。

片方はスーツを着た男で、大きなデスクの席についている。
片方は眉の太い青年で、デスクの前に所在なさげに突っ立っている。

部屋は、広くはないが重厚さがあった。
デスクのサイズや、本棚に収められた大量の資料や書物から、その雰囲気が漂っている。

そこから解るのは、この部屋の持ち主がかなりの地位にある者だろうということだ。

17 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:33:40.83 ID:qeyJIutV0
  _
(;゚∀゚)(えぇー……な、何? 何が起きてんだ?)

青年の名は『ジョルジュ』といった。
眉が人より太めなところ以外は、どこにでもいるような若者である。
  _
(;゚∀゚)(確実に言えるのは、この状況がおかしいということ……!
     俺はただ『AeRaNi(エーラニ)』一般職員の選別試験を受けに来ただけだぞ。
     それがどうして――)

事の顛末はこうである。

ジョルジュは、都市『VIP』に住む善良な青年だった。
この時代で言えば真っ当な生まれだが、早くに両親を失っており、現在は一人で暮らしている。

ただ暮らす分には問題はなかった。
住居も食料も、最低限だが平等に与えられる制度となっている。
そしてそれに応える形で、一定年齢以上の住人には労働義務が課せられていた。

ジョルジュはつい先月、その条件年齢に達することで大人と認められた。
そういうわけで、まずは都市の中枢と言える企業エーラニの試験を受けたのだが、
  _
(;゚∀゚)(どうしてこうなった……)

(´・ω・`)「……ふむ?」

18 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:35:34.54 ID:qeyJIutV0
眼前にいる男は、エーラニの代表者の一人である『ショボン』。
つまり社内で――いや、この都市において最高クラスの権力を持つ者であり、
どこにでもいるような若者のジョルジュが、こうして御目に掛かっているのは異常事態である。

そして、その異常事態を許容する事実が、男の手にある紙束に記されていた。
  _
(;゚∀゚)(『兵騎』……って、確かに言ったよな……)

ジョルジュは知っていた。

それが、人類の進化の兆しであることを。

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:35:51.74 ID:phNz1Tbl0
このスレ一つで終わらせる?

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:36:43.26 ID:iyGyGJ/70
またbtcmに関係した作品なのか
それとも新作なのか

22 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:37:06.75 ID:qeyJIutV0
この世界は枯れ果てている。

環境破壊を止められず、重ねて訪れた『白い災厄』によって、地上から多くの生命が姿を消した。
残ったのは汚れ切った大地と、水と、風と、ほんの少しの人類だけであった。

生き残った人類は、その身を寄せ合うようにして集まり、やがて一つの都市を形成する。
そしてそんな中、過酷な現実に抗うように、新たな力を持った人間が生まれ始めた。

『次世代型人類』。

彼らはいくつかの特殊性を備えている。

一つは、優れた身体成長力。
一つは、高い適応性。
一つは、人間の限界を超えるレベルの反射神経。
そして――……。

これらの要素をまとめると、ある特定の分野――つまり戦闘行動に秀でているのが解るだろう。
この危険に溢れた情勢、都市『VIP』を治めるエーラニがそれを利用しない手はなかった。
多くの資金と人員を用いてデータを集め、素質を持つ者達を雇い入れて戦力とした。

そして現在、エーラニに属する次世代型人類を『兵騎』と呼称しているのである。

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:39:13.94 ID:iIINeoqEO
え、本物?

え?


25 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:40:05.96 ID:qeyJIutV0
その素質がジョルジュにあるのだと言う。
しかも、エーラニという組織のトップの一人であるショボンが、だ。
  _
(;゚∀゚)「あ、あの、それって本当の話なんですよね……?」

(´・ω・`)「? 君は、私がいちいちからかうために呼んだとでも?」
  _
(;゚∀゚)「そ、そそそういうわけではないです!
    で、でも、俺……」

(´・ω・`)「…………」

視線を向けてくるショボン。
見た目こそ草臥れた中年にしか見えないが、その眼光には独特の鋭さがある。

(´・ω・`)「何かね?」
  _
(;゚∀゚)「あ、え、えーっと、その……いきなり言われても、俺、どうしたら良いのか……。
    それに、俺なんかが兵騎だなんて、そんな……む、無理じゃないっすか?
    根性ないし、頭も良くないし、皆の足を引っ張るのが目に見えてるっていうか――」

(´・ω・`)「…………」
  _
(;゚∀゚)「え、えっと……だから、無理だと、ハイ、思います……です」

精神的に押されたのか、最後の方は言葉になっていなかった。

27 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:41:43.74 ID:qeyJIutV0
(´・ω・`)「……ふむ」

ショボンは腕を組み、少し考え始める。

(´・ω・`)「まさか嫌がる者がいるとは思わなかったが……そうだな、そういう者もいるだろう。
      ――ジョルジュ君、といったね?」
  _
(;゚∀゚)「は、はい」

(´・ω・`)「君が『兵騎』になりたくないのなら、私はその意思を尊重しようと思う」
  _
( ゚∀゚)「え……?」

『兵騎』とは誰でもなれるものではない。
先天的なものであるし、それ故に現在でも数は少ないという。

ショボン、ひいてはエーラニにしてみれば、喉から手が出るほど欲しい人材のはずだ。

29 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:44:38.45 ID:qeyJIutV0
(´・ω・`)「だが――」

一息。
溜めるというより、躊躇いの間であった。

(´・ω・`)「……ニュースで知っているかもしれないが、
      先日、『兵騎』の中で最強と言われていたハインリッヒが死亡した。
      元々数が少ないこともあって、その欠損は相当な揺るぎとなって我が社を襲っている」

更に、一息。

(´・ω・`)「だから、私としては君が力になってくれることを強く望んでいる。
      今や『兵騎』とは単なる戦力ではなく、
      存在するだけで民の支えとなってくれる象徴なのだからね」
  _
( ゚∀゚)「…………」

(´・ω・`)「『兵騎』の何を厭うのかを聞かせてくれたら、それに関係する任務からは外そう。
      他人の命を奪うことに拒否感があるのなら、別の仕事を優先して回す。
      ……こんな条件では駄目だろうか?」

31 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:47:59.95 ID:qeyJIutV0
あぁ、とジョルジュは心の中で吐息した。

この人は優しいのだ。
自分達に必要だという事実と、ジョルジュの意思との間で揺らいでいる。

力尽くで従わせることも出来るというのに、こうして説得という手段を用いたのが良い証拠だ。

もちろん悲惨な現状を説明し、情に訴えようとする手法は卑怯かもしれない。
しかし、それが彼に出来る最大ギリギリの譲歩だったのだろう。
だったら、


……少なくとも悪い人ではないよな?

  _
( ゚∀゚)「…………」

(´・ω・`)「…………」
  _
( ゚∀゚)「あ、あの……少しだけ……考えさせて下さい」

(´・ω・`)「解った。 一週間待とう。
     それまでに返事をくれたら、嬉しく思うよ」
  _
(;゚∀゚)「は、はい……!」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:49:15.34 ID:OrkHsJxa0
なに?またラノベみたいなバトル?
もういい加減書き尽くしたんじゃないの?
そのせいで前は中途半端で逃亡したんでしょ?

36 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:51:06.62 ID:qeyJIutV0
絶対に返事はします、とジョルジュは言い残して部屋を出て行った。

部屋の主と同質の静寂が、再び満ちる。
その中でショボンは、デスクに両肘を乗せ、手を組み、額を押し当てた。

あれなら一週間と待たず返事は来るだろう。
予想する青年の性格を考えれば、きっとこちらにとって良い内容で。
だが、それは――

(´-ω-`)「私は……また、愚かしいことを……」

呻くような呟き。
それが『どちら』の意味を含んだものなのかは、本人にしか解らない。

普段から冴えない表情に、更なる影が差したことだけは確かだった。

38 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:52:34.76 ID:qeyJIutV0
  _
(;-∀-)「――……はぁぁぁぁぁ……」

ショボンの執務室を出たジョルジュは、その場で大きく息を吐いた。
まるで今まで息を止めていたのように、吸った空気が新鮮に感じられる。
  _
(;゚∀゚)(とんでもないことになってきたぞ……)

冷えた通路を、エレベーターへ向かって歩きながら考える。
  _
(;゚∀゚)(『兵騎』なんて物騒なもの、俺には関係ないって思ってたけど……。
     困ったな……本当に困った)

ショボンのことだ。
こちらが最終的に拒否しても、それを許してくれるだろう。
だからこそ、ジョルジュは悩む。


自分への期待をそう簡単に裏切れるのか、と。


結局のところ、ジョルジュとはそういう男だった。

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:52:53.32 ID:EJSTmhEl0
俺は応援してるからな

42 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:54:47.11 ID:qeyJIutV0
だが、それを承諾してしまえば『兵騎』として生きることになる。
給金や待遇は特別扱いに等しいと聞くが、問題はその役割だ。

戦闘力が高いが故に、おそらく与えられる任務のほとんどは荒事関係だろう。
犯罪を犯した者を捕らえたり、それを未然に防ぐための警備、
もし何らかの手段で力を手にした者達が暴れたなら、その制圧もしなければならない。
  _
(;゚∀゚)「……むぅ」

無理ならばそういった任務からは外すとショボンは言っていたが、
そうなると、ジョルジュが『兵騎』である必要性がほとんど無くなってしまう。
それではショボンの期待に応えることは難しく、つまり断るのとほとんど変わらなくなる。


……いや、それ以上に、費用が掛かるだけの邪魔者だ。


などと考えている内にエレベーターの扉が姿を見せた。
丁度この階に来ており、これ幸いと開閉スイッチを押す。
  _
( ゚∀゚)「あ」

爪'ー`)y-「おや」

( ・∀・)「…………」

タイミングが重なっていたのか、エレベーターには人が乗っていた。

47 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:57:36.84 ID:qeyJIutV0
片方は、火の点いていない煙草を口にした男。
片方は、長身に黒いスーツが映える美麗な男。
  _
(;゚∀゚)「っと、すみません」

さっさと一階へ降りようと思っていたジョルジュは、思わぬ先客に足を止める。
その様子が可笑しかったのか、煙草をくわえている方の男が笑みを浮かべた。

爪'ー`)y-「すまないねぇ、先に通してもらうよ」
  _
(;゚∀゚)「あ、はい」

( -∀-)「…………」

一人と一組が擦れ違う。
一人はエレベーターへ、一組はエレベーターから。

今起きたのは、たったそれだけのことだ。
  _
(;゚∀゚)「……?」

だというのに、心に波を立てられたような、そんな曖昧な響きが頭に残る。

結局、二人の後姿が見えなくなるまで、何故か目を離すことは出来なかった。

51 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 20:59:04.97 ID:qeyJIutV0
スライドして開いたドアの向こうには、エーラニのロビーが広がっていた。
試験前は張り詰めていた空気が、今では随分と柔らかくなっているように思える。
何故なら、
  _
(;゚∀゚)「……もう試験は終わってる、よなぁ?
    俺の試験結果はどーなってる――ってか、途中で呼び出されてそのままだし、
    まずったな、こっちのことも考えなきゃ」

『兵騎』であることを断れば、エーラニ以外で仕事を探さなければならない。
さて、それでは他にどんな働き口があっただろうか。

シベリア区画で、資源採取のための重労働。
科学区画での、新薬や新術の披験体。
工業区画の工場にて、延々と単純作業。

他にもあるが、どれも似たようなものだ。
楽に金が入る仕事など今の時勢にあるわけがない。
都市の機能を支えるエーラニで働くのなら、話は多少なりとも別と言えるのだが。
  _
( -∀-)(しかしそれも『兵騎』になるか、だもんなー。
     それを断るならエーラニ以外で働く、か……ううん)

53 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:01:38.01 ID:qeyJIutV0
労働が義務になっている以上、働かないという選択肢はなかった。
もし働くことを放棄するなら、生きる糧となる配給の断絶を覚悟しなければならない。

その上での二択だ。
しかし、どちらも簡単にやれるものではない。
向き不向きで言えば、エーラニ以外で働くことだろうが――


「――あ、ジョルジュ君!」


その声に、いつの間にか俯いていた視線を上げると、
  _
( ゚∀゚)「ミセリ……?」

ミセ*゚ー゚)リ「もう! ずっと待ってたんだからね?
      試験中に呼び出されて、終わりまで帰ってこないんだもん」

軽く頬を膨らませて不機嫌を表現する女性が、そこにいた。
教育施設で同じクラスになって以来、今も交友が続いている数少ない友人だ。
名を『ミセリ』といい、見た目はどちらかと言えば美人な方に入ると、ジョルジュは勝手に思っている。

57 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:06:08.77 ID:qeyJIutV0
  _
(;゚∀゚)「あ、あぁ、悪かったな。 色々あってさ」

ミセ*゚ー゚)リ「色々じゃないよー、まったく。
      それで? 何か大事な話だったんでしょ?」
  _
(;゚∀゚)「あー……うん、まぁ」

ミセ*゚ー゚)リ「はっきりしないなぁ。 駄目だよ、ジョルジュ君。
      もっと自分をしっかり持たないと! だからからかわれるんだよ?」

はいはい解ってます、と心の中で呟いておく。
どこかフワフワしているジョルジュは、子供の頃からよくからかわれていた。
それをいつも助けてくれていたのがミセリであるため、今でも頭は上がらない。

ミセ*゚ー゚)リ「で、どうなの?」
  _
(;゚∀゚)「あー、ちょっと待ってくれ」

流石に、こんな所で堂々と言える内容ではない。
  _
( ゚∀゚)「どこか落ち着ける場所に行かね?
     そうだな、今日は汚染濃度も低いし、外のベンチとかで……」

ミセ*゚ー゚)リ「? 良いけど……」

小首をかしげるミセリを背中に、ジョルジュはエーラニ本社の出口を目指す。
どーしたものか、とぼんやり悩みつつ。

60 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:07:46.32 ID:qeyJIutV0
エーラニ本社から出た二人は、その敷地内にあるベンチに腰掛けた。
正面には人工芝が小さく広がり、背面にはエーラニ本社の重厚な壁がそびえ立っている。
周囲に人の姿は少なく、ここなら意図的に耳を立てない限りは会話も聞こえないだろう。

ふと空を見上げれば、曇天が見下ろしてくる。
  _
( ゚∀゚)「今日はそこそこ天気が良いなぁ」

ミセ*゚ー゚)リ「うん、そうだねぇ」

あの雲の向こうに太陽なる星が存在するらしいが、ジョルジュは見たことがない。
たまにうっすらとしたシルエットが見えることはあるが、そんな日は晴天として人々に認識される。
今日は何も見えないが、こうして外出でき、陽光を感じられるため、少なくとも悪い天気ではなかった。

ミセ*゚ー゚)リ「それで、どんな話だったの?」
  _
( ゚∀゚)「あぁ、ええっと――」

自分が兵騎になれる素質を持っていること。
しかしそれに対して即答が出来なかったこと。
そして、どうすべきか悩んでいること。

包み隠さず全てを話した。

彼女は何事にも首を突っ込みたがるが、決して悪い人間ではないことを知っていたからだ。
知りたがるのはその人を理解したい気持ちの表れであって、つまり世話焼きなのである。

64 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:09:39.68 ID:qeyJIutV0
ミセ*゚ー゚)リ「…………」

ジョルジュの話を聞いたミセリは、しばらく言葉を発さなかった。
軽く俯き、何か深く考えているように見える。
  _
( ゚∀゚)(まぁ、そうだよな)

『兵騎』である。
現在において数十人しかいないレアな存在だが、結局は兵隊と同じだ。

エーラニがこの都市を治め始めてから大した戦争や内乱は起きていないが、
それでもいつか大きな戦いがあった時、兵騎は真っ先に最前線へ駆り出されるだろう。
身体能力が優れているとはいえ、やはり死亡率は高く、どこか抜けているジョルジュなら尚更だ。

そんな存在になるかどうかの悩みなのだ。
簡単に意見など出せるわけがない。

ミセ* ー )リ「――ど」

そう思っていたのだが。
  _
( ゚∀゚)「ど?」

ミセ#゚ー゚)リ「どーしてそこで頷かなかったかなぁジョルジュ君!?」
  _
(;゚∀゚)「えぇ!?」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:12:10.84 ID:iyGyGJ/70
まあ酉つけて投下してる時点で糞だよね
新しく始めることも出来ずに過去の栄光にすがって

68 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:12:42.84 ID:qeyJIutV0
ミセ#゚ー゚)リ「だって兵騎だよ? 誰でもなれるものじゃないんだよ?
      せっかくそれになれるって言われたのに、どうして怖気ついちゃうの!?」

まくし立てるように言われたジョルジュは、どうして怒るんだ、と頭を混乱させつつ、
  _
(;゚∀゚)「ちょ……お前、それは厳しくねぇか? だって兵騎だぞ?
    やってることは戦闘行為だ。 人を傷付ける職業じゃないか」

ミセ*゚ー゚)リ「ジョルジュ君には、そう見えるの?」
  _
( ゚∀゚)「え?」

ミセ*゚ー゚)リ「確かにそうだとは思うけど、私は全てがそうだとは思ってないよ。
      だって、それは兵騎がやるんじゃなくて、その人がやってるんでしょ?」

それはつまり、

ミセ*゚ー゚)リ「だったら、ジョルジュ君はやらなきゃいいじゃない。
      戦うこと以外にも他にお仕事あるんでしょ?
      戦わなくても、そっちをやればいいと思うんだけど」
  _
(;-∀-)「まぁ、そうだけど……いや、そう簡単には……」

74 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:16:49.64 ID:qeyJIutV0
ミセ#゚ー゚)リ「もう、ジョルジュ君は本当に頭が硬いよね!
      昔からずっとそう! いつもフワフワしてるのに、肝心なところで理屈臭くて!
      でも――」

何かを言いかけたミセリ。
その出ようとした言葉を遮るように、頭上から音が響いた。


ミセ;゚ー゚)リ「え?」
  _
(;゚∀゚)「っ!?」


ガラスと金属が砕ける音が重なったような大音。
見上げれば、エーラニ本社上層の壁の一部が、内側から粉砕されていた。
砕けた破片が飛沫のように散り、そして重力に捕まる。

ミセ;゚ー゚)リ「あ――」

即ち、ベンチに座って茫然と見上げるジョルジュ達へと――

  _
(;゚∀゚)「――ミセリっ!!」




77 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:18:20.66 ID:qeyJIutV0
裂音が響く数分前。
静寂に満ちていたエーラニ本社内の通路に、一つの動きが生まれる。
ショボンの執務室の扉だ。

開かれた部屋の中から、二人の男が出てくる。
先ほどジョルジュとエレベーターですれ違った二人組だった。

( ・∀・)「なかなか簡単にはいかないものだな、フォックス」

通路を歩き出しながら、片方の男が言った。

歳は二十台中盤といったところか。
背は高く、両手は後ろで組まれており、どこか育ちの良さを伺える格好だ。
表情には薄い笑みが張り付いている。

フォックスと呼ばれたもう片方の男は、青年の問いに苦笑を浮かべた。

爪'ー`)y-「まぁ、解っていたことだよ、モララー。
      ガチガチの企業派にあるショボンの首を縦に振らせるには、相応の準備が必要だ。
      今回は材料も足りなかったし、撤退は必然だねぇ」

( ・∀・)「面倒なものだな、三人いる代表者全員が同意せねばならんとは。
     お前は良いとして……残る一人のペニサス代表はどうなのだ?」

爪'ー`)y-「一応、伝えてはいるけど返事は無し。 こっちもいつも通りだねぇ」

( ・∀・)「そうか」

79 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:19:59.28 ID:qeyJIutV0
言葉を交わす内にエレベーターへと辿り着く。
先ほどは眉の太い青年とすれ違ったが、今はもう誰もいない。
二人は鉄の箱に乗り込み、階下へのスイッチを押す。

( ・∀・)「……今の内にやれることをやっておかねばな。
     最大戦力であるハインリッヒが没した今、エーラニは少なからず波立っている。
     それだけで急所を晒すような下手は打たないだろうが……」

爪'ー`)y-「まずは同じ土台に上がらなきゃねぇ」

苦笑を深くし、

爪'ー`)y-「ハインリッヒの事が無ければ未だに水面下だったろうけど、
      それが、『何処に頭を出せば良いか』くらいの指針が出来上がりつつあるんだ。
      彼女の死は悲しい。 だけど、ついついその偶然を幸運だと感謝したくなるねぇ」

ハインリッヒの死。
全兵騎の中で『最強』と謳われた者のそれは、決して英雄的なものではなかった。
都市外部での任務中に前触れもなく倒れ、そのまま息絶えてしまったというのが事実である。

それはモララーも既に知っているはずだ。
しかし、彼は微かに訝しげな表情を浮かべ、

( ・∀・)「……本当に偶然だと思っているのか?」

爪'ー`)y-「さぁて。 少なくとも僕は関与してないよ?」

82 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:23:05.71 ID:qeyJIutV0
( ・∀・)「……そうか。 なら良い。
     だが、解らないものだな。 あの彼女が戦場ではないところで死ぬとは」

爪'ー`)y-「だねぇ」

彼女の死因について詳しいことは解っていない。
が、おそらく汚染大気が原因だろうというのが大方の見解だった。

過去の人類の失態のおかげで、この星の大気は生物に優しいものとは言えなくなっている。
含まれる有害物質が微量ならば問題は出ないが、ある一定の濃度を超えた中に生身で居続ければ、
目や鼻腔、更には呼吸によって肺に異常をきたし、やがては血管経由で全身が死ぬ。

これは『兵騎』とて例外ではなく、都市外で活動する場合は防護用装備の着装を義務付けられていた。

もちろん、都市VIPもこの汚染大気に包まれて存在している。
それでも人々が暮らしていけるのは、この都市が作られる際にいた『とある研究者』達が、
汚染大気をある程度防ぐ技術を生み出したおかげであった。

爪'ー`)y-「ただ、今流れてる情報が事実だとしたら、ちょっとした矛盾があるんだけどね」

( ・∀・)「ほう」

爪'ー`)y-「その日の大気汚染レベルは低く、生身での外出が可能だった。
      ただでさえ頑強な兵騎が、その中で汚染されて死ぬものかねぇ?」

( ・∀・)「…………」

86 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:29:18.59 ID:qeyJIutV0
爪'ー`)y-「ま、そんなことは今はどうでもいい。 過ぎたことだ。
      僕らが考えるべきは、その上でどうするかってことだね」

( ・∀・)「……ところで一つ知りたい」

爪'ー`)y-「何を?」

( ・∀・)「ハインリッヒにはパートナーがいたな?
     彼は、今どうしているのだ?」

問いに、フォックスの表情が変わる。
苦笑を消し、ふと真面目な顔で、

爪'ー`)y-「それは僕も詳しく聞いていないんだ。
      どちらかと言えばショボン派だったからねぇ……まだ本社内にいるらしいけど。
      まぁ、ずっと共にいたパートナーの死は、精神的に痛いだろうねぇ……」

( ・∀・)「最強の相棒が今や引き篭もり、か」

爪'ー`)y-「ま、これもどうでもいい話だ。 動くことを止めた奴は死に腐るのみ、ってね。
      ともあれ重要なのは、今、エーラニが少しばかり揺れているという事実だ」

( ・∀・)「どうするのだ? 貴族はあてにならんぞ」

爪'ー`)y-「あの人達は……まぁ、仕方ない。
      この時代において、まだ威光を振りかざせば益が落ちてくると本気で思っているからねぇ。
      僕らがいなきゃ、こうして水面下で泳ぐことすら出来なかったんじゃないかな」

89 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:35:31.24 ID:qeyJIutV0
爪'ー`)y-「出来れば、もう一つくらい打撃が欲しい。
      そうすれば……如何に強靭なエーラニ様でも、ねぇ?」

( -∀-)「まったく……エーラニ代表者の一人の言葉とは思えんな。
     で、その打撃はどうするのだ?」

爪'ー`)y-「それだよ。 今一番困ってるのは。
      まさか僕らが表立って動くわけにもいかないし……、
      そうだなぁ、ここで一つ事故でも――」

呟いた時だった。
どこかから爆発のような音が響いてくる。

( ・∀・)「む」

その音と共に発生したのだろう。
金属すら容易く曲げるような重い衝撃が、エレベーターをも襲った。
ぎしり、ぎしりと揺れ、そして治まっていく。

( ・∀・)「……何だ? 爆発物でも落としたか?」

と、横を見れば、

爪'ー`)y-「――――」

フォックスが、大きく口端を歪めて笑っていた。

爪'ー`)y-「事故、来ちゃったねぇ?」

90 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:37:15.58 ID:qeyJIutV0
何かが爆発したかのような大音と、降ってくる破片。
いきなり襲い掛かってきたそれらに対して、ジョルジュはほとんど反射的に動いていた。
ベンチから立ち上がり、傍にいるミセリの手をとったのだ。

ミセ;゚ー゚)リ「あ――」
  _
(;゚∀゚)「――――ッ!!」


……このままでは潰される!


秒にも満たない中で、何故かそれだけは確信出来た。
ミセリの手を引き、落ちてくる残骸から逃れるために地面を蹴る。

直後、轟音。

人ほどの大きさを持つ壁の破片が、二人の座っていたベンチを容易く粉砕した。
それに伴う衝撃が、全身を打つ。
  _
(; ∀ )「がっ――ッ!!?」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:38:08.31 ID:DFXWm91cO
結局は面白いか否かだからな ブタクマでもつまらなけりゃ読まん

92 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:38:42.68 ID:qeyJIutV0
天地の感覚がめちゃくちゃになり、そして強く身体を叩き付ける。


どうなった。

潰されたのか。

砕けた破片に当たったのか。


一瞬、意識を含む全ての感覚が身体が消えた。
そして次に気付いたのは、
  _
(; ∀゚)「…………!」

うつ伏せに倒れた視線の先に、誰かが立っているということだった。

93 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:40:05.82 ID:qeyJIutV0


(   )「――――」


それは男だった。
後姿だけでの判断だが、肩幅の広さから見て間違いないだろう。

男は黒いコートのような長衣を着ていた。
しかし、それはみっともなく灰色に煤けている。
濛々とたち込める砂埃の中を、そのまま突っ走ってきたかのように。

ジョルジュは直感する。
この男は今の爆発に関係している、と。
  _
(; ∀゚)(え……)

そして次に見えたのは、男の肩に担がれた女性だった。
黒の長髪が風に揺れているのが、薄汚れたコートの上からはっきりと解る。
気絶しているのかピクリとも動こうとしない。


一体、何が起きた。


様々な思いが胸中を駆け巡るが、答えは一つとして出ないし、何も出来ない。

95 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:41:39.00 ID:qeyJIutV0
そうこうしている内に男が一歩を踏み出した。

こちらへは一切の視線を向けない。
単に気付かれていないのか、それとも道端に落ちている小石程度だと思われているのだろうか。
どちらにしても、何もすることが出来ないのなら同じようなものなのだが。
  _
(; ∀゚)(いや――)

身体はほとんど動かないが、男の逃げた方角くらいは見届けられる。
それを、轟音を聞きつけてやって来た誰かに伝えることが出来れば。

そう強く思い、霞が濃くなる目を懸命に凝らそうとして、


「――っと、こちらから逃げようってわけで御座るか」


(   )「!」

黒コートの男の歩調が疾駆へと変わる直前だった。
機先を制する絶妙なタイミングで届いた声は、男の判断を僅かに乱す。

その一瞬の停滞を狙ったかのように、一つの影が黒コートの男へ躍りかかった。

97 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:43:10.81 ID:qeyJIutV0
風切音と、男が後ろへ跳ぶのはほとんど同時。

人一人を抱えているにも関わらず、黒コートの男は数メートルの距離を移動する。
その先にいるのは、

( ´_ゝ`)「――なかなか無茶な手段を選んだで御座るなぁ、貴方も」

長身の男。
右手には片刃の細長い刀剣があり、右膝をついた姿勢だ。
飛び掛かり様に斬撃を見舞い、そのまま着地したのだろう。

その男を、ジョルジュは知っていた。
  _
(; ∀゚)(兵騎、流石兄者――!!)

カタナと呼ばれる特殊かつ希少な剣を扱う男だ。
過去に存在した小さな島国、そこで栄えた武器と技術を携える兵騎として知られている。
普段は科学プラントの警備任務に就いているはずだが、幸いにも今日はエーラニ本部にいたらしい。

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:44:37.19 ID:ufuu7Qh+O
ござるって新鮮だな

99 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:45:35.57 ID:qeyJIutV0
ジョルジュが、流石兄者のことをそれと解った理由は二つある。

一つは、その顔をニュースで何度か見たことがあるということ。
そしてもう一つは、彼の服装だった。

漆黒のロングコート。
左胸と右肩にあるエーラニの社章が、銀の色を放つことで自己主張している。
このコートを着ることを許された者こそ、兵騎であることに他ならない。

現状、敵として対峙する中では最も性質の悪い相手である。
もはや事件の解決を約束されたようなものだ。
  _
(; ∀゚)(って、あれ……?)

兵騎が来てくれたことによる安堵から、段々と鈍くなっていく頭の中。
ジョルジュは、今の自分の思考に一つ見落とした点があることに気がついた。
それは、


……女を担いでる男の、着、――?

  _
(; ∀゚)(あ…………――)

無理に動かしていた脳の感覚が、鈍くなっていく。
  _
(; ∀-)「ち、くしょ、ぅ……」

抵抗は無意味である。
やがて、ジョルジュの意識は闇へと落ちていった。

100 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:47:44.02 ID:qeyJIutV0
流石兄者は、この騒ぎの犯人の肩越しに、ジョルジュが気絶するのを見ていた。

( ´_ゝ`)(気絶……そして怪我はないようで御座るな。
      これは好都合)

周囲はまだ混乱しているようだ。
おそらく、何が起きたのかすら解っていない。
今の内に仕事を済ませる必要があった。

(   )「…………」

( ´_ゝ`)「…………」

兄者は、敵の進路を塞ぐ形で陣取っていた。
片膝をついた姿勢は一見して隙だらけに見えるが、これは一種の誘いだ。
油断して近付いた敵を、立ち上がりの加速に乗せて斬り伏せる魂胆である。

相手がいくら速くても、捉えられる。
それだけの技量を流石兄者は持っている。

(   )「…………」

出鼻をくじかれた形となる敵は、果たしてその動きを止めていた。
時間を掛ければ、それだけ逃走が難しくなるのだが。

102 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:49:07.33 ID:qeyJIutV0
( ´_ゝ`)「――ふ」

敵の判断に、兄者は小さく口端を吊り上げる。

( ´_ゝ`)「良い判断に御座るな。 今の貴方が拙者に立ち向かうのは不利の極み。
     たとえ貴方とて、人一人を担いだまま戦闘するのは自殺行為で御座ろう」

ゆっくりとした動作で腰を上げた。
誘いが見破られたと解った以上、この姿勢はマイナスの意味しか持たない。

( ´_ゝ`)「……ここは通行禁止で御座るよ。
     悪いことは言わぬ故、ここで留まっていてほしいで御座る」

元々であろう糸目が更に細められた。
光を鈍く反射する得物を両手で握り、真正面に構える。
右足を一歩引いた格好には、素人目に見ても隙など微塵も見当たらない。

動けば、斬る。

その言葉を体現しているような構えだった。

105 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:00:07.22 ID:qeyJIutV0
(   )「…………」

対し、女を担いだままの男は、そのまま低く腰を落とす。

( ´_ゝ`)「……どうしても、で御座るか。
     しかし、そこまでする必要があるので御座るか?
     自分の命を危険に晒し、そして――」

視線を、担がれた女性へ移し、

( ´_ゝ`)「――ハインリッヒの妹君を誘拐する、という愚行を」

(   )「…………」

( ´_ゝ`)「せめて聞かせて頂きたいで御座るな。
      貴方が、何故こんなことを?」

僅かな沈黙。
しかし、そうしている間にも状況は動いていく。
音と騒ぎを聞きつけた警備員の足音が、遠くに聞こえ始めていた。

その音に押されるように、男の口がゆっくりと開く。

(   )「……だ」

( ´_ゝ`)「む?」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 22:00:56.85 ID:Ji8codEMO
支援///

107 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:02:01.72 ID:qeyJIutV0


(   )「――復讐だ」


それは、地獄の底から響いてきたかのような低さと重さを持つ声。
普通の人間が聞けばそれだけで臆するであろう声に、兄者は顔色一つ変えず、

( ´_ゝ`)「復讐……で御座るか?」

解せぬ、と言いたげな表情だった。
それでも男の声は変わらない。

(   )「復讐だ。 だから、退け。 邪魔をするな……!」

( ´_ゝ`)「そう言われても無理で御座るよ。
     せめてその女性だけは置いていってもらわねば、拙者が出てきた意味がないで御座る。
     出てきたからには結果を出す……そうでなければ兵騎を名乗れんで御座るからなぁ」

(   )「……コイツは俺の復讐に必要だ」

( ´_ゝ`)「ふむ。 それを聞いて、尚更通すわけにはいかんと決心したで御座る」

110 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:03:50.39 ID:qeyJIutV0
兄者は動かない。
不動のまま、視線と空気で敵を威圧する。

それは、自分が圧倒的に有利な立場にある、と考えているからだ。

相手は強力だが、人を抱えたまま満身創痍に近い状態。
更に周囲は味方だらけで、やがてここへ集まってくるだろう。
時間を稼げば、それだけで勝利が確定するような状況に焦りは必要ない。

( ´_ゝ`)(容易い仕事で御座るな……)

兵騎とは、戦闘だけでなく『存在すること』にも大きな意味を持つ。
そこに立っているだけで敵が足を止められるなら、コストと人員を掛けて防衛線を作るより遥かに有用だ。
流石兄者のしていることは、まさにそれであった。

一定時間が経過すれば勝利。
目的が転がり込んでくるような状況は、

( ´_ゝ`)(……む?)

しかし、左耳に付けられた小型イヤホンによって、容易く破られることとなる。

111 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:06:07.16 ID:qeyJIutV0
『――――』

( ´_ゝ`)(何……?)

聞こえてきた言葉は意外なものだった。
思わず表情を崩しそうになり、寸でのところで堪える。


……どういうことだ?


解らない。
だが立場上、その『命令』に逆らえないことだけは事実だ。
質問や反論しようにも、そもそも向こうへ声を送るマイクを持っていない。

一方通行の通信は、命令の絶対遵守を象徴したシステムである。
兵騎運用にそのような決まりはないが、これはクライアントの趣向のようなものだった。


113 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:08:40.18 ID:qeyJIutV0
(   )「…………」

( ´_ゝ`)(さて、しかし参ったで御座るな……)

声の主が何を考えているかは後で聞くとして、命令を実行しなければならない。

遠くに聞こえていた足音や声が、かなり付近まで来ている。
状況が変わり、その音に怯えなければならなくなったのはこちらとなった。
早めに動かねば手遅れになるだろう。

幸いにも、一連の中で何か感付かれた様子はない。
ならば、

( ´_ゝ`)「……ここで捕まる気も、果てる気も、その女性を置いていく気もないで御座るな?」

(   )「…………」

返事はない。
向こうも同じ理由で焦っている。
問答よりも、こちらの隙を見つけることに集中しているのだ。

兄者は言葉を続けた。
ならば、と心の中で付け足し、

( ´_ゝ`)「もう一度言うで御座る。 ここは通さぬ。
     『通行止め』で御座るよ」

114 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:10:12.08 ID:qeyJIutV0
通じるか。
これは賭けだ。
もし駄目であれば、こちらから――

(   )「――――」

いや。

( ´_ゝ`)(――っと)

ほとんど一瞬のことだった。
敵はこちらから視線を外し、少し周りを見渡したかと思えば、横っ飛びに跳躍。
そのまま茂みへ飛び込み、疾走の音を残して消える。

( ´_ゝ`)「やれやれ……解っているとはいえ、従う方は大変で御座るな。
     やりたいことも満足に出来ぬとは。 まぁ――」

男が去った方角を見て、

( ´_ゝ`)「――利用される方が大変で御座ろうが、な」

116 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:13:02.28 ID:qeyJIutV0
ジョルジュが次に目が覚ましたのは、翌日、医療施設のベッドの上だった。
衝撃で頭を強く打ったため、丸一日も眠り続けてしまっていたらしい。

目が覚めて、まず見えたのは白い天井。
そして、ベッド脇にいたミセリの顔だった。
こちらが目覚めたことに気付いた彼女は、大慌てで医者を呼び出した。

結果から言えば、ジョルジュとミセリに大した怪我はなかった。
特にミセリはジョルジュが咄嗟に守ったため、あれからすぐに意識も取り戻したのだとか。

良かった、と思う。
自分が助かったことも、ミセリが助かったことも。
そして、


ミセ*゚ー゚)リ「ありがとう、ジョルジュ君」


と、目覚めたジョルジュに、彼女は言った。
その言葉を聞いた時、ジョルジュは一つの実感を胸に抱く。
それは、


……俺でも、誰かを守れた。




117 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:15:24.56 ID:qeyJIutV0
もし自分がいなかったら。
もし自分があの時、動けなかったら。
彼女は、落ちてきた破片に潰されて死んでいただろう。


――ならば。


ジョルジュは今、一つの選択を迫られている。
兵騎となって戦場に立つか、一般人として労働に従事して生きていくか。
今後の人生を左右する重大な選択に、しかし彼は指針というものを持っていなかった。


――だとするならば。


仮定の話である。
もし、ジョルジュが一般人であることを選んだ時、
その後の未来において、『彼がいなかったが故に助けられない人』が存在するかもしれない。


――もう一つの道を選び、それを助けることが出来るのなら。


  _
( ゚∀゚)「…………」

120 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:21:16.32 ID:qeyJIutV0
退院を明日に控えた病室。
時間的に夕方なのか、外は灰と橙の色が入り混じっている。
そんな中で、ベッドに座っているジョルジュは、今日も見舞いに来てくれているミセリへ言った。
  _
( ゚∀゚)「ミセリ。 俺、兵騎になってみるよ。
     明日にでもショボンさんに返事をするつもりだ」

ミセ;゚ー゚)リ「え……? でもジョルジュ君……」
  _
( ゚∀゚)「良いんだ」

うん、と頷き、
  _
( ゚∀゚)「お前の言ってたことが解った。
     俺は、誰かを傷つけたり、殺したりする兵騎にはならない。
     誰かを助ける兵騎になる」

ミセ*゚ー゚)リ「…………」
  _
( ゚∀゚)「……なれるか解らないけどな」

ミセリは首を振った。

ミセ*゚ー゚)リ「なれるよ。 ジョルジュ君なら」

そうかな、とジョルジュは呟き、窓へと視線を移す。
厚雲に覆われて見えないはずの太陽という星が、少し見えた気がした。

121 名前: ◆BYUt189CYA [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:22:42.30 ID:qeyJIutV0
導入終わり。
思ってたより時間かかったなー。

少し休憩して、一話だけ投下します。

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 22:23:40.54 ID:Ji8codEMO
>>121
とりあえず乙!

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 22:24:13.02 ID:IcPdGF+y0
乙!!!



以下、拳王 ◆6RH/FXG8mdL0様の素晴らしきレスなど
(本気で気持ち悪いので読み飛ばし推奨)


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:39:08.71 ID:IYJHTBLZO
「謝罪とかいろいろ」
というわけで、投下中に逃げ出すという行為をやらかしました。
実は最初に投下を止めた時点でもう止めようとも思ったのですが、書いた分くらいはやっとかねばなー、と思って再開した結果、
もうホント無理ーと心が悲鳴をあげたので逃げてしまいました。本当にごめんなさい。

今回は、その件についてちょっと書いておこうみたいなノリで
まず最初に言っておきたいのは、学園都市を中途終了する、ということです。
現時点での思いですが、復活はあり得ないと思ってもらって構いません。
書くとするならリベンジとして一から。
それまでは休止という形にしておきたいです。
そう思った最大の理由は、技量不足。
学園都市という作品を書き切るには、技量が圧倒的に足りていないということを前回の投下で確信しました。
ぶっちゃけレクリエーション終了時あたりから思っていたのですが、何というか……自分を騙しつつやってきた結果、ここでリタイア、と。

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:41:01.21 ID:IYJHTBLZO

笑えないにも程がある。
以前の雑記で、駄目だったら笑えよ、みたいなことを書いた気がしますが、
笑うなら今だ。あぁ笑えよ。笑え。笑って下さい。そして、ここまで自作品を読んで頂いた読者の方々に感謝を。
ううむ……ちょっと大袈裟かなぁ。
ともあれ、もし今でも学園都市を待っている人がいれば、もう待つ必要はありませんよ、と、そういう報告です。
さて、これからどうしよう。ここから先はまだ決めていません。今の時点だと『もう書かねぇよウワァン』状態ですが、
明日にでも書きたくなる気持ちが湧いてこないとも限らないので、これからのことについて言うことは出来ませぬ。
とりあえずTwitter等でブーン系との繋がりを保持するつもりなので、目安として、そこから姿が消えたら引退したものと考えて下さい。
たぶん大丈夫だとは思う。他にも書きたいのあるし。しぶといぜよ。
ただ、しばらくは無理じゃないかなぁ、と漠然と思ってます。なんだか自分の作るモノに対する嫌悪感がすげー状態でして、




さっさと引退しろよグズグズしやがって

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:44:28.71 ID:IYJHTBLZO
読者を裏切ったこの発言についてコメントよろ^^

笑えないにも程がある。
以前の雑記で、駄目だったら笑えよ、みたいなことを書いた気がしますが、
笑うなら今だ。あぁ笑えよ。笑え。笑って下さい。そして、ここまで自作品を読んで頂いた読者の方々に感謝を。
ううむ……ちょっと大袈裟かなぁ。
ともあれ、もし今でも学園都市を待っている人がいれば、『も う 待 つ 必 要 は あ り ま せ ん よ』、と、そういう報告です。
さて、これからどうしよう。ここから先はまだ決めていません。今の時点だと『もう書かねぇよウワァン』状態ですが、
明日にでも書きたくなる気持ちが湧いてこないとも限らないので、これからのことについて言うことは出来ませぬ。
とりあえずTwitter等でブーン系との繋がりを保持するつもりなので、目安として、そこから姿が消えたら引退したものと考えて下さい。
たぶん大丈夫だとは思う。他にも書きたいのあるし。しぶといぜよ。
ただ、しばらくは無理じゃないかなぁ、と漠然と思ってます。なんだか自分の作るモノに対する嫌悪感がすげー状態でして、

とくに『』の中よく見てね^^

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:47:43.70 ID:IYJHTBLZO
ソース
http://uytyu.blog88.fc2.com/?mode=m&no=119

謝罪とかいろいろ

というわけで、投下中に逃げ出すという行為をやらかしました。
実は最初に投下を止めた時点でもう止めようとも思ったのですが、書いた分くらいはやっとかねばなー、と思って再開した結果、
もう 
ホ ン ト 無 理 ー』 と心が悲鳴をあげたので逃げてしまいました。本当にごめんなさい。

今回は、その件についてちょっと書いておこうみたいなノリで
まず最初に言っておきたいのは、『 学 園 都 市 を 中 途 終 了 』する、ということです。
現時点での思いですが、復活はあり得ないと思ってもらって構いません。
書くとするならリベンジとして一から。
それまでは休止という形にしておきたいです。
そう思った最大の理由は、技量不足。
学園都市という作品を書き切るには、技量が圧倒的に足りていないということを前回の投下で確信しました。
ぶっちゃけレクリエーション終了時あたりから思っていたのですが、何というか……自分を騙しつつやってきた結果、ここでリタイア、と。



皆さん『』注目してね

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:49:59.83 ID:IYJHTBLZO

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

ソース
http://uytyu.blog88.fc2.com/?mode=m&no=119

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:51:40.60 ID:IYJHTBLZO
34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/07(日) 20:49:59.83 ID:IYJHTBLZO

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません

>>>復活はありえないと思ってもらってかまいません


じゃあ復活すんなグズ

死ね

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:53:28.36 ID:IYJHTBLZO
もうホント無理ーと心が悲鳴をあげたので逃げてしまいました。本当にごめんなさい。

今回は、その件についてちょっと書いておこうみたいな『ノ リ』で

>>>ノリ

>>>ノリ

>>>ノリ

ソース
http://uytyu.blog88.fc2.com/?mode=m&no=119

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:55:12.56 ID:IYJHTBLZO
読者をなんだと思ってるんだ!!!!!
ちらちらブーン系に現れやがって!邪魔なんだよ………




45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:56:36.43 ID:IYJHTBLZO
おい犯罪者の1!反論しろっつってんだよ!

というわけで、投下中に逃げ出すという行為をやらかしました。
実は最初に投下を止めた時点でもう止めようとも思ったのですが、書いた分くらいはやっとかねばなー、と思って再開した結果、
もうホント無理ーと心が悲鳴をあげたので逃げてしまいました。本当にごめんなさい。

今回は、その件についてちょっと書いておこうみたいなノリで
まず最初に言っておきたいのは、学園都市を中途終了する、ということです。
現時点での思いですが、復活はあり得ないと思ってもらって構いません。
書くとするならリベンジとして一から。
それまでは休止という形にしておきたいです。
そう思った最大の理由は、技量不足。
学園都市という作品を書き切るには、技量が圧倒的に足りていないということを前回の投下で確信しました。
ぶっちゃけレクリエーション終了時あたりから思っていたのですが、何というか……自分を騙しつつやってきた結果、ここでリタイア、と。




46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:57:34.76 ID:rol8M0XC0
こいつ他にも沸いてるただの暇人だから気にしないでいいよ

支援

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 20:58:55.19 ID:rR9uenKt0
うるせーぞ拳王
学園都市を終了したんだから新作やったっていいだろ

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:00:10.16 ID:IYJHTBLZO
ノリでブーン系をやめる作者をお前らは許せるのか?

『もうホント無理ーと心が悲鳴をあげたので逃げてしまいました。本当にごめんなさい。

今回は、その件についてちょっと書いておこうみたいなノリで』


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:06:45.80 ID:EJSTmhEl0
余裕で許せる

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:03:15.15 ID:IYJHTBLZO
しかもなんか文章力落ちてねーか?こいつWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:06:16.19 ID:OrkHsJxa0
>>52
あなたは頭が足りない人か、もしくは日本語の読めない在日朝鮮人ですか?

『もうホント無理ーと心が悲鳴をあげたので逃げてしまいました。本当にごめんなさい。
今回は、その件についてちょっと書いておこうみたいなノリで』

「ノリで」「ブーン系をやめる」とはどこにも言ってません
ID:IYJHTBLZOさん(圏央さん)の読解力、国語力はこのようにとても低いので
だからあなたの書いた作品は常に質が悪いのですよ。

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:09:27.69 ID:HzfxKdlL0
落ち着きなよ
そんな躍起になる程の読み物でもないだろ

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:10:52.35 ID:IYJHTBLZO
>>62
まぁな、だけどブーン系の癌は流石にスルーできんw

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:09:39.29 ID:IYJHTBLZO
>>5
ちょっとそのことについて書いておく「ノリ」

つまりノリで書いてやるって意味イコールやめるってことじゃんWWWWWWWWWWWWWWW
流石ゆとり95000割のビップだなWWWWWWWWWWWWWWWW

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:13:07.56 ID:IYJHTBLZO
64 ◆BYUt189CYA 2010/03/07(日) 21:09:39.68 ID:qeyJIutV0
ミセ*゚ー゚)リ「…………」

ジョルジュの話を聞いたミセリは、しばらく言葉を発さなかった。
軽く俯き、何か深く考えているように見える。
  _
( ゚∀゚)(まぁ、そうだよな)

『兵騎』である。
現在において数十人しかいないレアな存在だが、結局は兵隊と同じだ。

エーラニがこの都市を治め始めてから大した戦争や内乱は起きていないが、
それでもいつか大きな戦いがあった時、兵騎は真っ先に最前線へ駆り出されるだろう。
身体能力が優れているとはいえ、やはり死亡率は高く、どこか抜けているジョルジュなら尚更だ。

そんな存在になるかどうかの悩みなのだ。
簡単に意見など出せるわけがない。

ミセ* ー )リ「――ど」

そう思っていたのだが。
  _
( ゚∀゚)「ど?」

ミセ#゚ー゚)リ「どーしてそこで頷かなかったかなぁジョルジュ君!?」
  _
(;゚∀゚)「えぇ!?」

なんか新しい造語が多くてわけわからん FF13かよWWW

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:15:00.90 ID:IYJHTBLZO
>>67
あのクソメロンですら鳥外してるからな

恥を改めないのはよくないことだよな

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:15:56.15 ID:tJg7QpaV0
ID:IYJHTBLZO のおかげでさる心配せず投下できるね

支援

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:16:49.68 ID:Lvc+x9xRO
もしもしが調子に乗ってすみませんでした支援

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:17:42.69 ID:B74X1APP0
とりあえず読んでから色々言おうぜ

支援

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:19:10.11 ID:IYJHTBLZO
お前らなんでそんなに庇うの?
宗教じみてて気持ち悪いんだが(笑)

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:21:01.57 ID:P5aBpZQlO
>>78
帰れよ、同じもしもしとして恥ずかしいわ。酉同じのにしようがしまいが人の勝手だろうがks

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:22:03.35 ID:iyGyGJ/70
>>78
btcmもきもいけどお前の方がきもい

83 名前:拳王 ◆6RH/FXG8mdL0 [] 投稿日:2010/03/07(日) 21:25:42.85 ID:IYJHTBLZO
あっそう?じゃあ退散するわ
今から全力で作者の揚げ足ソース探してくるwww

じゃあな宗教信者ども、今日はこのへんで勘弁してやるよ
だがな、これはまだ序の口だからな
それを忘れんなよ

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:28:35.10 ID:ufuu7Qh+O
以上、狂信者さんのお言葉でした

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 21:34:11.36 ID:6ArwKxY80
変なのが湧いてますが気にしないでね!

支援

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 22:07:32.98 ID:mF1rjSuk0
ttp://206.223.151.95/~ch2anch/test/read.cgi/siberia/1265370970/l50
これは・・・・黒歴史ってレベルじゃねーぞ・・・
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